たかがハケンにあたしが負けるわけがない! どう?悔しいでしょ?輝くキラキラ女子のあたしが!!
ネットで人気爆発の池田ユキオ先生の漫画「ゴミ屋敷とトイプードルと私」の続編・♯港区会デビュー第2話のネタバレ感想です。
今回は不正な手段で仕事上のナンバーワンを勝ち取り、周囲を見下して有頂天になっているサヤの転落がはじまります。
エリート社員でイケメン彼氏からは「別れよう」、そして何者かが仕掛けた「ニセモノの裏垢」でセレブたちとの裏取引がバレてしまう。
輝くどころか、地獄の入り口一歩手前にいるサヤ。あらすじと感想をご案内します。
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー2話のネタバレ
営業成績トップだと、みんなから褒め称えられるに西村サヤは、派遣の中山泉に対して「どう?くやしいでしょ?」とほくそえんでいた。
あたしが本気を出せば、こんなものだと勝ち誇る。
そもそもハケンなんか意識する価値もない。
仕事でキャリアを積み、レベルアップしてセレブの世界へ羽ばたき、何もかも充実した女としてフォトスタグラマー・misakiになんとしても追いついてみせる。
ところが、彼氏の徳井こう君がサヤのキラキラぶりにあきれて「別れよう」と言い出す。
あたしが振られるなんておかしい。あたしがふってやる。
リーマンなんか、もともとあたしにふさわしくない。
低レベルなハケン女が、所詮あんたにはお似合いよ、と暴れて徳井はビビリまくる。
サヤを陥れようとする謎の人物
こう君にふられて、ムシャクシャしていたサヤ。
傷口に塩を塗るように、さらに最悪なトラブルが起こります。
サヤのフォトスタに、ゾッとするような書き込みが・・・
『サイテー。キモイ』
『港区女子じゃないし、うそつき』
キラキラ女子のあたしのアカウントに、どうしてこんな悪口が?
何者かがサヤになりすました「裏垢」で、サヤを中傷する内容と、とんでもない写真をアップしていたのです。
誰が一体こんなことを!?
サヤのキラキラ女子生命を絶とうとする、悪意をもった存在が裏にいて・・・
考察・憧れのフォトスタグラマー・misakiは誰?
サヤが目標として、「いつか彼女に認められて友達になりたい」とまで憧れているカリスマフォトスタグラマー・misaki。
仕事もプライベートも、サヤが描く理想そのものの生活を投稿しつづけているmisakiですが、「誰か」に似ていないでしょうか・・・
そう、前作の明日香です。
明日香自身のアカウントは草花のポエムつぶやきbotと化していましたが、ネット上では複数アカウントも取れるし、誰かになりすますのも簡単です。
misakiもまた、表面上だけ理想を演じている偽物キラキラ女子の匂いがぷんぷん漂う存在。
いまのところ正体は出ていませんが、明日香の可能性が高いと感じます。
2話の感想
先輩の明日香を「ニセモノのキラキラ女子」とバカにしていたサヤでしたが、こうなってしまうと、今度は自分がみんなから馬鹿にされる番です。
目先の欲得に惑わされて、仕事ほしさにセレブのおじさまたちの言いなりになり、一時は営業トップになってみてもこれでおしまい。
サヤがどうやって仕事をゲットしていたのか、その実態がSNSや会社の人たちに拡散されてしまえば、サヤのキラキラ女子生命は終わってしまいます。
サヤにとって、リアルはネット上の自分を盛り上げるもので、SNSでの評判が地に落ちた時点で地獄。
「misaki」に釣り合うどころか、容赦ない口撃の嵐が待ち構えています。
哀れっちゃ、哀れですが調子に乗って天狗になっていたサヤには、いいお灸なのかな?
派遣女子の中山泉も、笑顔の裏でなにか隠していそう。
そろそろ、サヤのことをネットストーキングしている人物が出てこないかな〜。すごく気になる。
3話が待ち遠しいですね!
#港区会デビュー3話の感想