池田ユキオ先生の漫画「ゴミ屋敷とトイプードルと私」♯港区会デビュー第6話のネタバレ感想です。
素敵な先輩・詩織の裏切り、『港区公衆便所』『港区会に未来なんかない』『生まれ直してこい』とパワーワード連発のクライマックス!
そしてまさかの「misaki」の正体!!やっぱりあの人が・・・
見栄とマウンティング合戦が錯綜するキラキラ女子の闇が描かれています。
♯港区会デビュー第6話のあらすじ・ネタバレ
未来のない港区会の「生贄」だったサヤ
本来ならモデルやミスコン級の美女しか入れないパーティ。
そこにやってきた、舞い上がっているだけの平凡な取り柄のない女・サヤは、港区会の「生贄」だったのだと思い知らされます。
キラキラセレブ女子たちに笑われながら、詩織に『港区公衆便所』だと罵倒され、あ然。
彼女らの贅沢三昧キラキラ女子生活のために、犠牲にされていることに初めて気がつくサヤ。
詩織がなぜ!?ハケンを襲った真犯人
素敵なバリキャリ先輩の詩織が、自分が派遣の中山を襲った真犯人だとカミングアウト。
徳井が好きだったのに、頭が軽いバカなサヤが幸せをかっさらうのを我慢できなかった、と。
さらに中山に徳井を取られそうだから、と。
港区会は若く美しいステータスのある女たちが、ひととき、おじさまたちに貢いでもらい遊んで楽しむ空間。
ここに「未来」なんかあるわけないのに、とサヤを見下す詩織。
やっぱりmisakiの正体はあの人だった!?
ゴージャスでラグジュアリーな雰囲気の女たちが、リムジンから降り立ちサヤの目の前を通過。
ひときわ目立つその女は「misaki」と呼ばれ、笑ってサヤに挨拶。
ぎゃーーーーー!
「misaki」の正体を知ってしまったサヤは、錯乱し、精神崩壊気味。
社長令嬢で、フィアンセと来年に結婚、超一流の約束された未来がある「本物のキラキラ女子」。
ずっと「私よりも下」だと見下してきた女が、「misaki」だとわかり、サヤが取った行動は・・・
♯港区会デビュー第6話の感想
怖っ! わたし女だけど、女が怖くなってしまうお話でした。
憧れていたゴージャスリッチなフォトスタグラマー・misakiが、じつはめっちゃ見下していた「あの方」で、どん底に落ちたサヤを鼻で笑うという展開。
マウンティングって、女子特有のものなんですかね・・・男性同士もありそうですけれども、質が違うっていうのか独特な女子の人間関係というものがあります。
とにかく相手よりも自分のほうが上よ、という狭い世界で格付けし、カースト上位を狙う世界です。
「misaki」は、とりあえず未読の方のために正体伏せますけれども(でも、大体わかるよね?)わざわざ自分が誰よりも優位であるとあえてわかったうえで、カースト下位の女たちしかいない会社にやってきて、サヤに対してマウンティングしているわけです。
自分の身分を隠してサヤに近づき、さんざん見下してきた女に見下される気分はどう?的な雰囲気で、圧倒的優位な立場を見せつけて「わたしはあんたよりも上」だとサヤにわからせる意地悪さ。
サヤのキラキラ女子っぷりは最初は「うわー」って感じでしたけれども、ある意味すごく無邪気で嫌味がないっていうのか。
逆に「misaki」や詩織の底意地の悪いキラキラ女子っぷりには、背筋が凍るものを感じます。
マウンティングしてくるキラキラ女子、怖すぎ。
しかも、自分と対等になるなんて「生まれ直してこなきゃ無理」だとまで言い放つ、上から目線がキョーレツすぎです。
サヤがどん底に叩き落され過ぎてて、着地点が見えません。
次回、どうなるんだろ・・・
#港区会デビュー7話最終回!