漫画「拷問トーナメント」第3話のネタバレです。作者: 高遠由子/アオイセイ
自分は白の貴公子じゃない!と訴えても、またその手で騙す気だろう、と黒い月に言われてしまった俊輔。
もし負けたら、一体何をされるかわかったものじゃない・・・俊輔は生き残るために被験者である女・あいなと協力関係を築こうとしますが、強かなあいなに騙されてゲームに負けそうになってしまいます。
「拷問トーナメント」第3話のネタバレ
あいなと協力しようとする俊輔
俊輔はとにかくゲームに負けるわけにはいかない、とあいなと協力しあい情報を聞き出すことにした。
どうやってこのトーナメントに来たのか、彼女がどんな立場の人間なのか、など細かく質問して聞き出す。
あいなが「パパ」と呼ぶのは組長のことで、何者かにやられてしまい、その手引をした人間の名前さえわかれば勝ち。
「もうやだよぉ、あいな、おうちに帰りたいよぉ」
舌足らずな声で、そう涙ぐむあいなに、ここから無事逃げ出すために何でもいいから教えてほしいと頼む。
隣のチェーンソー男
牢ごしに、隣では黒い月、ことチェーンソー男が見るも残虐な拷問を行っていた。
恐ろしい悲鳴、耐えられないほどの残酷さで問い詰めていく黒い月だったが、彼の被験者は口を割らない。
とりあえずまだ時間ありそうだ、と考えた俊輔はあいなが薬をほしがっていることにつけこんで、なんとか聞き出そうとする。
「知らない」としらを切るあいなに業を煮やした俊輔は、拉致されたときに使われたスタンガンがあるのに気づき、それをあいなに向けた。
協力しようとしないあいなだったが、とうとう「後藤カイ」という名前を口にした。
あいなの嘘
これでようやくクリアできる、と思ったのもつかの間、俊輔がその名前をスマホに入力すると「不正解」と出てきた。
つぎに不正解を出したら、負けが決定するという。
あいなに嘘をつかれていた・・・俊輔は追い詰められて泣きそうになるが、あいなが自分をおちょくっていたと知って怒りを覚える。
「拷問トーナメント」第3話の感想
おとなしいだけの高校生、に見えていた俊輔でしたが、ちょっとずつ性格が変わっていきます。
最初はあいなを拷問する気などなかったのに、ゲームで負けそうになり、あいなの嘘と裏切りに気づいて協力しようという気持ちがなくなってしまいます。
そして、とうとうスタンガンを使い、罪悪感すら覚えていない様子。
「言うことを聞かないなら、こっちにも手がある」
と、次第にエスカレートしていって・・・さすがにチェーンソー男ほどのグロいことはしませんが、痛めつけることに慣れていっている俊輔がちょっと怖いかも。
つづく。
第4話ネタバレ