瑠衣の正体が判明したり、爽への嫌がらせをさらにヒートアップさせるという、とんでもない展開!
丘上あい先生の漫画「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」20巻のネタバレ感想です。
いろいろ悔しいことがあったんだろうけど・・・もうやめて〜〜!と叫びたくなるお話です。
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」20巻のネタバレ
卒業アルバムに「秋山 瑠衣」
ありえない人物を卒業アルバムの写真で発見した爽は、ふるえながら秋山と話さなきゃ・・・
今までのつながりがどこから始まっていたのかを、悟ります。
そして瑠衣はさらなる「地獄」を用意しているはずだ、と。
秋山と兄妹だった
「お兄ちゃん」に会いにきた瑠衣は、亡くなった父の遺影に手を合わせてフツーに秋山と話す。
秋山がイタリア修行に行ったあと、自分は仕事して元気だったと世間話。
「綺麗になった」
のは、顔だけじゃなく、腕にあった虐待の傷も・・・
秋山妻が瑠衣から逃げる
お義姉さん・・・ホラーチックな瑠衣と美和子の過去の回想。
レストランに瑠衣がいるのを見て、ソッコーでダッシュして逃げる。
保育園の息子を迎えにいき、ガタガタ恐怖にふるえるワケとは・・・?
人生踏み潰されて許せない、という瑠衣
爽に対するこれまでの嫌がらせの数々をふりかえる、瑠衣と寺嶋。
親友ごっこしてまで、地獄に突き落としたかったあの女。
まだ終わらない。
爽に人生を台無しにされた憎しみは、まだまだ止まらないのだから・・・
20巻の感想
話が込み入ってきすぎて、もうなんだか頭がついていかない〜(T_T)
寺嶋と今後の復讐計画?と今までの反省みたいのをしていましたけど、駒として使った結を「あんな小物ほっとけ」という瑠衣が、まんま悪代官さま(笑)
秋山が「お兄ちゃん」だったわけなんですけど、秋山の前では「いい妹」を演じているっぽい。
爽を恨んでいる理由も、「大好きなお兄ちゃんを奪った!」的な何かなのかなあ。
ごく普通の兄妹みたいに振る舞っていたけれども、秋山の妻が超ビビっていて、あーなんか瑠衣がやらかしたんだろうなーってのがわかります。
瑠衣の顔について「顔が違う」と言っていたし、傷跡もきれいに消えていたので、美容整形でもしているんだろうなあ。
もともとブスっていうわけでもないのに、なんで整形したんだろう。
秋山と兄妹っていうことは、寺嶋との関係がちょっとわかんなくなりました。
こんなつっこんだ事件に巻き込んで共犯者になっているくらいですから、ふたりは血縁だろうと思ってましたけれども、別方向のつながりがあるんですかね。
爽に過去に「何か」をされたせいで「人生を潰された」と恨んでいる瑠衣ですが、爽自身には何もした記憶がないんですよねー
いじめもそうですけれども、なにかをした側っていうのは綺麗サッパリ忘れていることが多くて、された側ってのは一生忘れられないし、恨み続けるものです。
爽が瑠衣を見たのは高校生のときの一回きりで、その後見ていない・・・ということになっていますが、瑠衣が人生をかけて恨むようなきっかけがどこかであったのではないかと思います。
21巻の感想