「瑠衣の職場が爽の母の入院先」というヤバイ事実が発覚した前回のお話。
案の定、瑠衣は爽をさらに地獄へ落とすために動いていましたが、自分を苦しめるものの正体を知った爽は「先回り」するくらいに強くなっていました!
丘上あい先生の漫画「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」25巻のネタバレ感想です。
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」25巻のあらすじ・ネタバレ
爽の母を狙う瑠衣の魔の手!
爽が母の見舞いに行くと、「さやちゃんと夜お話している」「別の世界に行こう」と支離滅裂なことを言い出す。
精神がおかしいから・・・?と首をかしげる爽。
じつは、「夜の話し相手」が瑠衣で、瑠衣は「あの世へのいざない」を吹き込んでいたのだった!
今までの後始末と新しい事実
カズとの離婚、そして寺嶋が画策したカズのスキャンダル。
マンションを自分に残して、去っていったカズ・・・
仕事場への復帰は、「異動」という形で拒否されるも、編集長は数々の不審な爽へのいやがらせをすべて知っていた。
渡された「結の辞表」から、結の裏切りと贖罪の気持ち、そして「瑠衣が今何を狙っているのか」を知る。
先回りして母を救出する爽と瑠衣のバトル開始!
結のアドバイスにより、瑠衣に先回りして母を病院から救い出した爽。
計画がバレた瑠衣は歯ぎしりするも、「爽の宣戦布告」メールを見てバトルがはじまる。
25巻の感想
話とは関係ないんですが、今回のお話のカバーイラスト?の爽がボブになっていて、すごく素敵でした。
魅力的な大人の女性っていいですね〜。こんな感じになりたい(笑)
今度、こんな髪型にしてみようかな・・・春だし!
自分と秋山を引き離した毒母を半分憎む気持ちがありながらも、おかしくなった母の面倒をみつづけ、瑠衣からも守り抜いた爽が強い。
それにして、夜間、病院の職員であることを利用して爽のフリをしながら爽母を自分から「別の世界」へ行くように促している瑠衣が病みまくっていて怖かったです。
ホント、この女の憎しみの元って一体なんなんでしょうかね・・・何をされたらここまで人を憎むことができるのか。
「お兄ちゃん」である秋山からも結局、最低限の付き合い以外が拒否られて暴れて涙目。
それと比べると、爽は周囲の理解ある人たちから守られ、愛されて少しずつ幸せを取り戻している雰囲気で、二人の対比が際立ちました。
あとかっこいいなって思ったのが、「今までやられっぱなし」だった爽がついに反撃に転じたこと。
むき出しの悪意をぶつけてくる瑠衣に対して、挑戦状を叩きつけるかのように「潰せるもんなら、潰してみろやこらぁ〜(実際は違う言葉 笑)」みたいなメッセージ送っていてワクワクしました。
今まで瑠衣にやられてきたことの倍返しで、きっちりやり返してもらいたいですね〜!
26話の感想